最終回


 スポーツ部・斎藤はテレビ愛知の要潤だ。要潤さんといえば仮面ライダーとして奥様方のハートを熱くたぎらせた二枚目俳優。斎藤の写真を見て、「え〜、ずうずうしい」という声をあげられた方もいるかもしれないが、所詮テレビ愛知の要潤。弊社の中では最も要潤さんに近いですよといった程度のことなので、そう目くじらは立てないで頂きたい。
 顔は要潤さんに中途半端に似ている程度の斎藤だが、腹筋は仮面ライダーそのもの、ものすごい勢いで6つに割れているらしい。「え、お腹だけ先に変身しちゃったの?」みたいな状態になっているらしいのだ。
 実は私も腹筋には相当自信があったので、まずその噂の腹筋と対決することにした。

 いきなり腹を見せ合う二人。

相澤(以下)「わおっ!仮面らいでぃやおうっ!(←子門真人さんのモノマネで)。パンチしていい、パンチ(パンチする)硬い!」
斎藤(以下)「そんなにパンチしたら痛いですって」
「本当にすごいな。久しぶりに『わおっ』て言っちゃったもの。きれいに6つに割れてるよねー。どういう仕組みになってるんだこれは。ここまできれいに割れてると人間離れしてる感じがするよ。仮面ライダー呼ばわりされるのも頷けるな。・・・・なるほど、確かにこいつは一流の腹筋だ。・・・だがな、うぬぼれるのは俺の腹筋を見てからにしなっ!(自分の腹に目を落とす)あれっ・・・・いつのまにこんな腹に・・・・」
「割れてませんね」
「おかしいな。今日はちょっと調子が悪いようだ」
「パンチしていいですか?」
パンチはやめて!

 腹をしまう二人。

「斎藤はその腹筋をどうやって手に入れたの?何かスポーツしてるの?」
「サーフィンを。波待ちなら何時間でもできます」
「格好いい」
「でも波が来て、ボードの上に立っていられるのは3秒ぐらいです」
「効率悪いな。そんなんで腹筋は鍛えられるの?」
「関係ないと思います」
「じゃあ、学生時代に激しく鍛えあげたの?」
「別に運動はしてません。フォークデュオで路上ライブをやったりしてました」
「それはやっぱり腹筋フォーク?
「普通のです」
「でも腹から声を出すわけでしょ?」
「いや、のどっすね」
「のどからか!お前の腹筋は飾りか!デコレーションか!
「デコレーションじゃないですけど」
「そのフォークデュオは何ていう名前なの?」
「えーと・・・・名前は・・・・あった方がいいですよね。考えましょうか?
「無かったんならいいよ!今作らなくても。で、どんな曲やるの?」
その後の取材ですでに幼稚園の時から腹が6つに割れていたことが判明。腹筋の神童と呼ばれていたとかいないとか。それにしても、帽子、手袋、スパイクは身につけているのに、裸なのは何でだ何でだろう♪
「ブルーハーツとか、グレイとかスッピツとか、あとミスチルのマイナーな曲を『僕たちのオリジナル曲です』って言ってやったり」
「ばれないの?そんなことして」
「2、3人しか聴いてませんから。すぐそばでデビュー前のゆずがやってたんですけど、そっちはいつも人だかりが出来てましたね」
「えっ、ゆずって、あのゆず?」
「他にないですよね」
「へえー、ゆずと同期なんだー?」
「一応」
「すぐそばってどのぐらい?」
メートルでいうと300メートルぐらいです。ゆずはやたらに声がでかかったですよ。マイク使わない生声なのにやたら響くんですよ」
「それこそが腹式発声じゃん。腹から声を出してるから響くのさ。斎藤もその腹筋なら正しい発声法さえマスターしてたら、ゆずに勝てたかもしれないのに・・・。声のでかさだけなら


 今後も才能に溺れることなく、腹筋に磨きをかけていってください。6つに割れた状態に満足することなく、7つにも8つにも割るぐらいの勢いで。
 テレビ愛知のしゃかりきコロンブスたちを紹介してきた「飛び出せ!若人」は、今回で終了です。登場してくれた14人の若人全てに『Good Luck!』という言葉を送りたい気持ちでいっぱいです。
 今までのバックナンバーに目を通していただけるように、気になる見出しをつけてみました。気になった人は、右斜め上のバックナンバーのところをクリッククリック!
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