室内でも危険!熱中症にご用心
08.07.30
7月に入っての名古屋市内での熱中症患者の数は去年の同じ時期より3倍以上多く、今年の猛暑を物語っています。しかし、熱中症にかかるのは外出中だけではありません。
梅雨もあけ、名古屋では7月27日までの5日間続けて猛暑日を記録。照りつける日差しで心配になるのが熱中症です。
ところがこの熱中症、何も家の外だけに限った話ではありません。熱中症に詳しい中京女子大学の朝山正己(あさやままさみ)教授に話を聞きました。
「お年寄りの場合には体温の調節機能が低下していきますので、暑い夏の場合は体温がどんどん上がってしまうという現象が起こる。ですから、一般の運動していない安静にして家の中にいても熱中症が発生するケースがある」(朝山教授)
理由のひとつは湿度。朝山教授によりますと周りの湿度が高ければ気温が低くても熱中症になる恐れがあるといいます。
「暑いときには皮膚から汗がでますよね。汗が蒸発するときに熱を奪われて体温を下げる。ところが湿度が高いと汗の蒸発がうまくいかず、結果的に熱が体内にこもる。それで、体温が上がってしまう。」(朝山教授)
例えば室内の湿度が70%の場合、気温が30度以下でも危険エリア。湿気の多い台所周りなど、家の中でも決して油断はできないのです。
「エアコン、扇風機を使って体温が上がらない環境を作る」(朝山教授)
場合によっては、命に関わる熱中症。体調不良の時には特に体温調節の機能がにぶるので、注意してほしいと朝山教授は話しています。