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【元気!愛チカラ】 広まれ 知多育ちのブランド牛

09.06.11

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毎週木曜日は元気!愛チカラです。
松阪牛や飛騨牛など全国有数のブランド牛の産地がひしめくこの地方で、
知多半島育ちの牛肉・知多牛を広めようと畜産農家たちが奮闘しています。

半田市の焼肉店「黒牛の里」です。
客の目当ては地元・知多半島で生まれ育った鮮やかな霜降り肉・・・"知多牛"です。

週末には予約が取れないほどの人気で、この日も、
家族連れやカップルなどで常に満席状態でした。

「すごく甘くておいしいです、脂が結構乗っていて。」(客)
(Q.松阪牛とかと比較してどうですか?)
「変わらないくらい甘くてやわらかくておいしい。」(客)

黒牛の里がオープンしたのは今から11年前。
立ち上げたのは知多牛の畜産農家たちです。
手塩にかけて育てた知多牛のおいしさを、地元の人に知ってもらう狙いでした。

「地元では全然知られていないブランドだった。知多牛は大半が交雑種。
母親が乳牛で父親が和牛、それを掛け合わせた交雑種。
本当に味の分かる方は交雑種がおいしいと言ってくれます。」(黒牛の里 榊原一智理事長)

店の入り口に生産者の写真を張り出して品質を保証するなど
地道な取り組みや、ブランド和牛に比べ2?3割安い価格などが口コミで人気を呼び、
黒牛の里は今や年間6万5000人が訪れる人気店となりました。

焼肉店から車で5分ほどの場所に店の代表、榊原さんの農場があります。
飼育しているおよそ500頭はすべてこの場所で生まれました。榊原さんのこだわりです。

「他の産地のように子牛を他から導入してくる産地と比べると、生まれる時から、
生まれる前から分かっているということで強みはある、
病気に対する対応だとかも全部自分で把握して育てていける。」(黒牛の里 榊原一智理事長)
通常のブランド和牛は別の場所で生まれた生後3?4ヵ月の子牛を仕入れて育てます。
一方、榊原さんたちは肉質が良いとされる血統の和牛を乳牛に種付けさせ、
誕生から出荷まで一軒の農家が携わっているのが特徴です。
また、風味や口当たりに影響する肉の中の"オレイン酸"の割合は、
和牛と交雑種で大きな差はありません。しかし・・・

「イメージで何となく雑種はまずいとか、1ランク下のように見られたということがあって、
なかなか日の目を見なかった。」(黒牛の里 榊原一智理事長)

20年以上前、地元愛知での知多牛を売り出した時は、交雑種というイメージが敬遠され、
人気は今ひとつでした。そこで目をつけたのが関西。
食い倒れの街・大阪の胃袋を支える大阪市食肉市場です。
巨大な冷蔵庫の中にはセリ目前の知多牛がありました。

「年間3000頭を越すくらいの頭数を出荷していただいている。交雑牛ではトップクラス、
素晴らしいブランドになりつつある。」(大阪市食肉市場 杉本正社長)

地道な努力が実を結び、知多牛は2年前、農林水産省の牛肉コンクールで最優秀賞を受賞。
食通をも唸らせました。この成功で自信を得た知多牛。
いよいよ地元愛知での市場拡大に挑みます。
JAもコンビニ大手・セブンイレブンと組み弁当を開発するなど知多牛のPRに乗り出しました。

「松阪牛は松阪市民の誇りだと思う。私たちは知多半島に住んでいる人が
外から遊びに来た人に知多半島に来たから知多牛食べていけよ、
こんなおいしい肉があるんだぞと自慢して誇りを持ってくれるようなブランドにしたい。」
(黒牛の里 榊原一智理事長)

知多牛を全国に誇れるブランドに!榊原さんの夢は広がります。
知多牛ですが、半田市の黒牛の里のほか、県内のイトーヨーカドーなどで買えるそうです。

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