報 道

一宮"モー博"モーニングNo.1決定戦

09.10.26

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喫茶店のモーニングサービスが盛んな一宮市で10月25日、
モーニングナンバー1を決めるイベントが初めて行われ、
喫茶店が自慢のサービスを競い合いました。
初代グランプリはどんなモーニングだったのでしょうか。

2009年で3回目を迎えた「モーニング博覧会」。
モーニングサービス発祥の地と言われる一宮市で
その文化を広く知ってもらおうと市内の喫茶店が出店して開かれました。

Q,今日は何時に来た?
「朝6時半ぐらい。食べられないと困るから楽しみにしているので。」(先頭で並んだ客)
「(モーニング店の)新規開拓も含めて。」(客)
「種類があるので楽しみに。3つぐらい?もっと回ろうか...」(客)

話を聞くと、早朝から並んでいる人の多くが地元の一宮市民。

これほど根付いているワケはその歴史にありました。

一宮を含む尾西地方は古くから日本の繊維産業の一大中心地。
好景気に沸いた1950年代後半ごろ、繊維業を営む
いわゆる「はたや」さんが機織の音が響く工場ではできなかった
商談や打合せを喫茶店で行うようになりました。
そこへ人の良いマスターがゆで卵とピーナツをサービスしたのが起源とされています。
今回モーニング博覧会に出店する喫茶店のうち、一番の老舗「アールグレイ」は創業42年。
小倉あんをのせた厚切りトーストとサラダ、ゆで卵、そしておつまみという
定番のモーニングサービスを長年提供してきました。

「モーニングがいいからこだわって来る。卵もいつも同じベストのゆで方!」(常連客)
「固すぎず柔らかすぎず、いつもこういう状態のね。全然(昔と)変わらない。感心しちゃう。」
(常連客)

その変わらない味を守っているのが3代目、一色妙子さんです。
「自分のところでサービスとして出せる範囲で(モーニングを)出してもらえたら一番いい。」

そのおもてなしの心がつまったモーニング博覧会。
市内の14の喫茶店が自慢のモーニングをふるまいました。
中にはアツアツのクリームシチューをのせたトーストや
おにぎりに赤だし、茶碗蒸しまでついた和風モーニング、
ほうれん草入りのエッグトーストにさらにゆで卵がついたりとその内容はさまざま。
会場となった商店街はモーニングを食べる客で埋め尽くされました。

実は今回のモーニング博覧会、食べるだけではないんです。
それがモーニングナンバー1を決める初企画「モー1グランプリ」!

「4人で8食食べました。求める値段は380円ぐらい。そこのせめぎ合い。」

決戦のカギをにぎるのは食べ終わった後のフォーク。
来場者は気に入った店に思い思いに投票します。
そしていよいよ結果発表。
フォークの重さにインターネットでの事前投票分を加えて集計します。
果たして初代王者に輝いたのは?

見事グランプリに輝いたのは生クリームがのったフレンチトーストのモーニング、
エントリーナンバー6番の「カフェ メールネージュ」でした。

「繊維業が海外へ移転していて、昔に比べれば苦しいけれど。
こういう食文化でも根付いていることを知っていただきたいし、
もっと市も元気になっていくのでは。」

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