報 道

JR東海・新幹線 海外輸出へ始動

09.11.17

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国内でリニア中央新幹線の計画を進めるJR東海が、
新幹線の海外輸出へ本格的に乗り出しました。

「米原駅にやってきました。これから330キロで試乗会です」
(改野アナウンサー)

16日夜、JR東海が米原・京都間で実施した「N700系」の試乗会。
その性能や乗り心地の良さを体験してもらおうと
6カ国の大使らを乗せて行いました。

走行試験で出すスピードは東海道新幹線の通常の運転より60キロ速く、
営業車両として過去最高となる時速330キロ。
これは現在フランスの高速鉄道「TGV」が運転している
320キロを上回る速さです。

「328キロ...330キロ!走行はスムーズで揺れませんね」
(改野アナウンサー)

一時は332キロを記録した今回の走行試験。

乗車した人は...

「見事な乗り物。330キロにはすぐ到達した。乗り心地も良く快適だった。
世界的な市場においてほかと比べても競争力があると思う」
(テキサス高速鉄道交通協会 ロバート・エクルス会長)

この試乗会には高速鉄道に関心のある
アメリカ、イギリス、インド、マレーシア、
インドネシア、エジプトなど6カ国の関係者ら
およそ160人が参加。

これに先立って16日に名古屋で行われた
高速鉄道シンポジウムでも今後ライバルとなる
ヨーロッパ勢との受注競争に打ち勝とうと
海外仕様に改良した新幹線システムの優位性を強調しました。

「日本の鉄道システムについて知るのは、私やほかの外交官にとっても有益。
 (新幹線は)スピードと安全性を両立しているのが素晴らしい」
(駐日エジプト大使)

JR東海が本格的に乗り出した新幹線の海外輸出。
その狙いは―

「日本国内での新幹線のフロンティア(新規建設余地)も狭まってくるかも。
そうすると海外に需要をつくる。システム全体の運営者として応援してあげる」
(JR東海・葛西敬之会長)

海外進出に向けアメリカのコンサルティング会社と
契約を結んだことを明らかにしたJR東海。

2010年1月に具体的な売り込み先を絞込む方針で、
いよいよ本格的に動き出します。

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