仕事... 住居... 失業者の相談にまとめて対応
09.11.30
職や住まいの斡旋や生活保護など失業者が抱える問題を1カ所でまとめて
解決しようというワンストップサービス相談会が県内のハローワークで一斉に開かれました。
このワンストップサービスは県内18カ所のハローワークで
11月30日、一日限定で開かれ、このうち名古屋市中村区の
ハローワーク名古屋中には午前9時の受付開始から次々と相談者が訪れました。
これまで失業者向けの相談窓口は就職の斡旋がハローワーク、
住宅や生活保護の相談が市町村役場、
そして生活資金の貸付は社会福祉協議会とそれぞれバラバラでした。
今回はこうした各分野の担当者が1カ所に集まりさまざまな相談を
1度にまとめて応じようと企画されました。
「違う行政機関を相談者が行ったり来たりしていたので、
いろいろな相談の方に来てもらってこちらで対応する」
(ハローワーク名古屋中・横井和夫次長)
この男性は4年前から派遣の仕事をしてきましたが
不況で仕事がなくなり11月いっぱいで借りている寮を退去しなければなりません。
12月1日以降の住む場所が決まればと期待して窓口に向かいましたが相談の結果、
まず家賃手当の申請をしてからの方がよいという答えでした。
「派遣の仕事がなくなり、寮をきょう中に出ることに...。」(相談に来た男性)
「住宅手当は名古屋市の場合、専門窓口がありまして
平日は9時から12時で失業給付をうけていたのなら証明書を持っていって下さい」
(名古屋市の職員)
「ここで聞いてそれを頼りに問題を解決するには良いが、
仕事探しでも住居探しでも必要な手続きが多すぎる」(元派遣社員男性)
愛知県は2009年4月以降、2期連続で完全失業者の数が
20万人を超えるなど深刻な雇用情勢が続いています。
30日の相談会では「様々な支援制度についての説明が1度に聞けて
生活を変えるきっかけになった」と話す相談者もいて、
愛知労働局は今後、こうしたワンストップサービスを
定期的に実施することも検討しています。