【元気!愛チカラ】 名古屋の家具文化を救え!
09.12.10

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どことなくレトロで昭和の空気が感じられるこのいす。
応接間や学校の事務室、それとも刑事ドラマなどで
一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
実はこれ、ものづくりが盛んなここ愛知の生まれなんです。
天白区・塩釜口にあるインテリアショップ。
ここに、メイドイン愛知の商品で名古屋の家具業界を
盛り上げようと立ち上がる1人の男性がいます。
伊藤隆一さん、40歳です。

このいすを製造するのは東浦町の大手家具メーカー
"カリモク"です。
かつてミシン台やピアノなどの木製部品を作っていた
刈谷木材工業が自社ブランド第一号として1962年に発売、
以来47年間同じデザインで作り続けています。
ただ60年代に人気を博したいすも低価格な輸入家具などに
押され、2000年ごろには廃番も検討されていました。

2002年、同じ商品を"カリモクロクマル"という
ブランド名で再び売り出したところそのどこか懐かしい
デザインに人気が急上昇。
09年の売り上げは当時の10倍のおよそ6億2000万円、
08年と比べても1割近く伸びています。
カリモクのいすを採用するこちらのカフェでは
このいすがあるからと来店する客も少なくないといいます。
12月10日―
塩釜口で店を経営する伊藤さんの姿が大須にありました。
伊藤さんは大須に新たな店を出すことを決めていました。
取り扱うのは愛知生まれの"カリモクロクマル"の家具だけです。
カリモクの家具は組み立て式のものも多くそのため部品ごとに
修理や交換ができるのも改めて見直されている理由のひとつだといいます。
搬入から7時間。
ようやく店内のディスプレイが決まりました。
およそ60平方メートルの店内に30種類ほどの家具が
それぞれを引き立て合うように配置されています。
伊藤さんは本当に微力だけど何もしないままでは
始まらないからと今回の出店を決めたそうです。
この店のオープンは12月12日土曜日です。