名張毒ぶどう酒事件 最高裁の判断へ
10.01.29
三重県で起きた名張毒ぶどう酒事件で、再審開始を求めている弁護団が、
29日、最高裁に検察の主張に対する反論書を提出しました。
これを受けて最高裁は、再審決定か否か判断をするものと見られます。
29日、最高裁に反論書を提出したのは、奥西勝死刑囚の弁護団4人です。
反論書の中で弁護団は、2度、フタの王冠を開栓することで、
奥西死刑囚以外の犯行が可能だと主張しています。
「弁護団としてはやるべきことはやったと思いますし、
科学的な説得力という点では、検察側の主張を凌駕している」(野嶋 真人弁護士)
1961年、名張市の公民館で毒入りのぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した
名張毒ぶどう酒事件。奥西勝死刑囚は、『自白は強要されて無実だ』として
裁判のやり直しを求めています。
2005年、名古屋高裁は再審開始を決定しますが、その後、検察側が異議の申し立てをし、
名古屋高裁が決定を取り消し。弁護側が最高裁に、再審を認めるように
特別抗告をしていました。
「奥西さんの年齢を考えると、速やかに開始決定を勝ちとりたい」(野嶋 真人弁護士)
今後、最高裁が、どのような判断を下すのか注目されます。