革手錠事件 控訴審も有罪判決
10.02.26
名古屋刑務所の刑務官が革手錠を使って受刑者を死傷させた事件の控訴審で
名古屋高裁は26日、一審判決を支持し、控訴を棄却する判決を言い渡しました。
判決を受けたのは名古屋刑務所の副看守長・前田明彦被告ら刑務官4人です。
起訴状によりますと、前田被告ら4人は2002年、
革手錠のベルトで受刑者2人の腹部を強く締め付けて圧迫し、
死傷させたとして特別公務員暴行陵虐などの罪に問われ、
一審の名古屋地裁は4人に対し、執行猶予付きの有罪判決を言い渡していました。
これに対し弁護側は、
「革手錠の使用は正当な職務で死亡したことと因果関係はない」と無罪を主張し、
控訴していました。
26日の控訴審判決で、名古屋高裁の下山保男裁判長は
「革手錠で縛ったことによる外傷性ショックが死因」と指摘した上で、
「革手錠の使用は懲らしめ目的で違法な行為」
として一審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却しました。