報 道

ひき逃げから1週間 日系人社会に広がる波紋

10.02.08

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熱田区で乗用車が男女3人をはね死亡させたひき逃げ事件から
1週間が経ちました。ブラジル人らは窃盗グループの可能性が高く、
事件の波紋は日系ブラジル人社会にも広がっています。

車を運転していたブラジル人、ロシェ・デ・フレイタス・ファブリシオ
容疑者26歳は2月1日、熱田区で赤信号を無視して歩道に突っ込み、
信号待ちをしていた男女3人を死亡させて逃走したとして、
危険運転致死などの疑いで逮捕・送検されました。

およそ4000人の日系ブラジル人が住む豊田市の保見団地。
長引く不況で解雇され、帰国を余儀なくされた日系ブラジル人も
たくさんいます。そうした中、懸命に暮らすブラジル人や支援者からは、
事件への憤りや日系ブラジル人へのイメージ悪化を不安視する声が
上がっています。

「(帰りの)チケットの金がなくて、悪いことをやっているのか分からない。
まじめな人はまじめ。。。ちゃんとやる」(日系ブラジル人)

NPO法人「トルシーダ」です。不況で家計が苦しくなり、
外国人学校に通えなくなった日系ブラジル人の子どもに
少しでも日本社会に溶け込めるようにと日本語を教えています。

事件から1週間。遺族は今の気持ちを次のように話しています。
「まだ1人残っている。みんなが逮捕されないことにはコメントしない」

奪われた3人の命―。そして依然、逃亡を続ける30代のブラジル人の男。
誰もが怒りと悲しみにくれる中、事件現場には8日も真新しい花束や
飲み物などが供えられていました。

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