トヨタ自動車 プリウスのリコール開始
10.02.09
トヨタ自動車のハイブリッド車に絡んでブレーキが利きにくいとの苦情が寄せられていた問題で、トヨタはきょうプリウスなど4車種について国土交通省にリコールを届け出ました。豊田社長は改めて会見を開き一連の問題について陳謝しました。
トヨタ自動車は9日午後、品質保証担当の横山裕行常務役員らが国交省を訪れ、
プリウスのリコールを届け出ました。
「特に既販売車に対する市場措置を迅速・確実に実施していただきたい。安全第一の観点から的確な対応をお願いします」
(国交省 枡野龍二自動車交通局長)
新型プリウスを巡ってはブレーキが利かなくなる
といった苦情や通報がきょうまで108件寄せられています。
今回のリコールの対象となるのは先月末に製造された分で販売店に行き、
ブレーキ制御のプログラムを修正する必要があるということです。
またプリウスと同じブレーキシステムを持つSAIや
レクサスHS250hなども今回のリコールの対象で
国内だけでも22万3000台に上ります。
「安全性に関して多くの皆さんに迷惑・心配をかけたことに対し、改めておわび申し上げます。」
(トヨタ・豊田章男社長)
豊田章男社長は9日夕方改めて記者会見を開き
一連の問題について陳謝するとともに問題の改善と再発防止を誓いました。
「トヨタの伝統と誇りにかけて、徹底的に事実を追究しごまかさない。基本姿勢はあくまで顧客重視」
(トヨタ・豊田章男社長)
これまで欠陥ではないと強調してきたトヨタですが、
今回リコールに踏み切った理由については次のように話しています。
「(苦情の)発生件数が継続したかどうかが判断のポイント」(トヨタ・豊田章男社長)
今回のリコール発表を受け、トヨタ車の販売店も対応に追われています。
東郷町の名古屋トヨペット和合店です。プリウスとSAIの
4車種を扱うこの店でこれまでに販売したリコール対象車は96台に上ります。
リコールの発表を受け
午後2時前から営業マンなど21人が手分けをして一軒一軒のユーザーに
リコールの実施を電話で説明・謝罪し、修理の日時について予約を受け付けました。
「率直に申し訳ない。お客様の声にしっかりと耳を傾けて、
今回の件に関しましては速やかに対応をさせていただきます」
(名古屋トヨペット和合店 藤川正店長)