卒業間近の大学生 まだ続く就活
10.03.04
人材を求める企業と職を求める人のマッチングをはかろうと
3月4日名古屋で合同就職面接会が開かれました。
会場で目立ったのはこの春卒業を間近に控えた大学生です。
3月4日名古屋で開かれた「総合就職フェア」。
厳しい雇用情勢が続くなかIT、医療、福祉など人手が不足する分野の企業と
職を求める人とのマッチングを進めようと厚生労働省と愛知労働局などが開催しました。
会場には県内の企業133社が参加。
職を求める一般の人が多い中で目立ったのは学生の姿です。
「いま大学4年生。卒業式までに何とか内定ほしい。厳しいですね」(学生)
愛知県内で2010年春に卒業する大学生の就職内定率は2009年より13%低い
63.8%で、3人に1人の採用が決まっていないという現状です。
「非常に新卒者が多いように見受けられる。もう少し少ないかと思ったけど、
ちょっと予想外(に多い)」(愛知労働局 松浦克己課長補佐)
面接会にやってきた加藤太一さんも2週間後に卒業式を控えた星城大学の4年生。
まだ就職先が決まっていません。
「ずっとバンドとかやっていて、サークルで。イベントとかにも出ていたので集中していた。
もう焦ってますね。結構。もうここで決めたい」
就職活動を始めたのは3ヵ月前。
音楽業界への就職を希望していましたが卒業まで時間がないため
別の業種への就職を考えています。
まず向かったのはIT関連企業でした。
「どんな仕事がしたいの?」(面接官)
「人と接する仕事・・・開発 エンジニア技能職」(加藤太一さん)
「人と接する仕事がしたいのか、エンジニアがしたいのかどっちなの」(面接官)
最初から厳しい指摘を受けた加藤さんでしたが、後日履歴書を送ることになりました。
「そんなにほっとしていない。まだやらなくちゃいけないことがある」(加藤太一さん)
Q.福祉関係の企業は受ける?
「思ってないんですけど、知り合いとかやっている人いるが、相当キツイみたいで。
切羽詰まったら・・・(福祉も)やるかな。切羽詰まったら・・・」(加藤太一さん)
この後も話を聞く企業を探しますが加藤さんが希望する技術系の企業は
どこも多くの希望者が殺到、順番待ちです。
Q.医療は受けないの?
「なんか厳しいって聞くし切羽詰ったらやるかも・・・。切羽詰ったら・・・」(加藤太一さん)
一方、福祉関係の会社側は...
「慢性的に介護職の不足が言われている」(福祉関連企業 担当者)
「こうした機会を通して1人でも多くの人が就職につながれば」(愛知労働局)
新年度まで1ヶ月を切っていますが就職先が決まらない学生と
人材を求める企業のぎりぎりの模索が続いています。