課題は沿線の街づくり
10.03.08
2005年の愛地球博で走るパビリオンといわれたリニモが
開業5周年を迎えました。
ただ当初の需要見込みを下回っていることで経営難が続いていて、
沿線の地域開発が課題となっています。
6日、親子連れなどを集めてリニモの開業5周年を記念する
イベントが開かれました。
「今から浮上してみます。浮上」
「浮いた!浮いた!」
地下鉄藤が丘駅から長久手町を横断し豊田市の八草駅までを結ぶ
磁気浮上式リニアモーターカーリニモは、走るパビリオンとして
万博開催中に注目を集めましたが、閉幕後は利用者が伸び悩み、
経営難が続いています。
現在は愛知県が運営会社の借金を事実上肩代わりするなどして
経営の安定化を進めていますが、利用者を増やすためには
沿線の街づくりが課題だと担当者は話します。
「駅周辺1キロに街づくりをして人に住んでもらって、生活の足としてリニモを
より多くの人が使う取り組みをして安定的な経営をしていくよう目指している」
(愛知県交通対策課 加藤嘉彦主幹)
今後リニモの沿線はどのように変わるのか?
地元の長久手町長に話をききました。
「長久手に住むことへのあこがれを持つようにしないといけない」
(長久手町 加藤梅雄町長)
加藤町長によりますと沿線の中央にあたる古戦場駅には
すでにイオングループが大型商業施設を出展する予定ですが、
町長はそれ以外にも集客が見込める商業施設の誘致を進めています。
「年間300から400万人の人が町内に来るようにしたい」
「近隣の県からも人が来るようなインターナショナルな企業も誘致したい」
町民の日常の足として定着している以上、リニモの廃止は
ありえないと話す加藤町長。
県内だけでなく、他県からも人が呼べる商業施設の誘致を
目指したい考えです。