報 道

新幹線の脱線を防げ!

10.03.10

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東海地震に備え、JR東海が新たな地震対策に乗り出しました。
震度7を超える地震でも新幹線の脱線を防ぐ秘策です。

3月5日金曜日の未明、営業を終えた東海道新幹線の
豊橋駅付近である作業が進んでいました。

「脱線する恐れがあるという時に、この脱線防止ガードを敷設して
高速で走る新幹線を脱線から防ぐという作業」
(JR東海 豊橋保線所 酒井所長)

これがJR東海が進める新たな地震対策「脱線防止ガード」。
レールの内側に平行して取り付ける鉄製のガードで、強い地震で
左右に揺れる車両がレールから外れるのを押しとどめ脱線を
防ぐ仕組みです。

大地震を想定した模型でのデモンストレーションです。
震度7以上の設定でもこの通り、浮き上がった車輪がレールから
外れません。
この対策を進めるきっかけになったのは、2004年に起きた
新潟県中越地震による上越新幹線の脱線事故。
これを教訓に5年がかりで研究を進めてきたJR東海は、2009年3月から
脱線防止ガードの設置を始めました。
設置する区間は、東海地震で特に強い揺れが想定される静岡県の
三島から豊橋の間を中心に東海道新幹線全体の14%に当たる
およそ140キロ。
また仮に脱線しても大きく線路から外れないように車両側にも逸脱を
防ぐ部品を設置し、二重の対策を進めています。

「日本が誇る世界の新幹線快適で安全で正確な新幹線、
それに安全性が増すということ」
(JR東海 豊橋保線所 酒井所長)

JR東海では、この新しい地震対策に工事費およそ380億円をかけ、
2013年3月までに完了する予定です。


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