エコポイントに熱視線
10.04.07
「エコポイント」。
この春から住宅版のエコポイントも新たに始まり、益々、熱気を帯びています。
エコポイントといえば、薄型テレビ。
「エコポイントの対象は、こちら記載があるのはすべて」
量販店の売り場は、エコポイント一色。
対象となる製品を購入すれば、大きさによって1台あたり1万2千からのポイントがもらえ、商品券などと交換することができます。
お店側にとっては・・・
「エコポイントはあとひと押しに効力がある」
(ビックカメラ・ビジュアルコーナー 磯部大祐さん)
ビックカメラは、この4月から、エコポイントの申請を
客に代わって行うサービスを新たに始め、客の囲い込みを図っています。
「商品さえ選んでいただければ、あとはやっておきますよと」
エコポイントで熱くなっているのは家電業界だけではありません。
住宅でもこの3月から申請が始まったエコポイント。
省エネ住宅を新築したり、断熱効果が高い窓や床の
リフォームをすれば、 最大30万ポイントがもらえます。
「魔法瓶みたいに家全体を断熱材で覆う形」(タチ基ホーム・横山正一さん)
注文住宅を手がける尾張旭市のタチ基ホームは、
すべての商品の断熱性を高めエコポイントの対象としました。
中でも、イチ押しはこの四角の家。
外から見ると、窓が極めて少ないことがわかります。
壁に窓が少ない分、天窓を設けて、明かりを採っているのです。
天井、壁、床に断熱材を敷き詰めたこの住宅は、
最大の30万ポイントがもらえる予定です。
日進市の桑原さん一家も、四角の家の購入を決めました。
「もともと光熱費を抑えたいと思っていたが今回のエコポイントは、
(省エネ住宅購入の)大きな要因になった」
「家だけじゃなくて、家電製品の買い替えとかもポイントが充てられるのは
やっぱりありがたい」
一方、北区の工務店。2010年に入って寄せられるリフォームの相談が
2009年の2倍から3倍に増えました。
注文は、窓ひとつから。
「今、非常に出てる商品は簡単に取り付けられる内窓」(葵建設 岩塚真社長)
元々ある窓の内側にプラスチック製の窓をつけるだけの簡単な工事。
70センチ四方の窓では工事費約2万5千円に対し、7千ポイントがつくということで、
2009年の3倍近くを販売しました。
「エコポイントが出たことで新築の客がリフォームに流入した。
件数もだが、1件の工事費も確実に上がっている」
(葵建設 岩塚真社長)
住宅版も加わって一段と熱を帯びるエコポイント。
東海地区はその恩恵を最も大きく受けている地域だと専門家は指摘します。
「東海地域は自動車とともに薄型テレビの生産拠点もあり、最も政策効果を大きく受けて生産の上昇が著しい地域。一方で需要の先食いの反動が期限切れ以降に出る可能性大。東海地域の反動は全国の最大を想定する必要がある。」
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 内田俊宏エコノミズト)
家電版エコポイントの期限を2010年12月末にひかえ、反動を警戒する声が徐々に大きくなっています。