報 道

伝統の上げ馬神事 今年はちょっと様子が・・・

10.05.04

上げ馬神事 (1)☆.jpg 上げ馬神事 (2)☆.jpg 上げ馬神事☆.jpg

およそ700年続く伝統の行事上げ馬神事が5月4日、
三重県の多度大社で行われました。
しかし、今年はちょっと様子が違っていました。

上げ馬神事は、境内に設けられたおよそ2mの崖を
馬が乗り越える回数で農作物の出来などを占う伝統の行事です。

例年8万人の人出で盛り上がりますが、2010年は会場にこんな張り紙が...。
さらに馬を監視する人の姿も。

実は動物愛護団体から「馬を必要以上に叩いている」などと指摘されたのを受け、
700年の歴史で初めて動物の虐待防止を呼びかけることにしたのです。
5月4日は10代の若者6人が崖のぼりに挑戦。
長さ200mの馬場を疾走しました。

途中、のぼりきった馬が負傷し、なかなか立ち上がれない場面もありましたが、
12頭のうち3頭が見事、崖を登りきりました。
果たして伝統行事か動物虐待か。
観客からは伝統行事だと支持する声が多いようです。

観客は・・・
「競技しているんだから、私はこれでいいと思う。」
「祭りだからね。そんなこと(虐待)言ったら何もできない。」

この上げ馬神事は5月5日も開かれ、今後、三重県の審議会が
指定文化財にふさわしいかどうか判断するということです。

報道・スポーツのトップへ戻る