報 道

【元気!愛チカラ】デジタル化が病院を変える

10.05.13

元気1☆.jpg 元気2☆.jpg 元気3☆.jpg

2011年7月に迫った地上波テレビの完全デジタル化をきっかけに、
病院が変わるかもしれません。
4月、西尾市に完成したばかりの病院。病室では、最近話題の、
あるシステムが導入され、内覧会が行われていました。

病室で、
「世の中が変わってきている感じ」
「面白いなと思う」

駆けつけた医師たちが感心しているのは、テレビ。

「"病室のテレビと入れ替わるもの"
患者はインターネットを楽しめるし―」(エジックス・玉井 羊飼さん)

これは、「ホスピット」と呼ばれる端末で、テレビを見るだけでなく、
インターネット検索をしたり、ビデオを見たりすることができます。

また、ICカードで認証をすると、個人の診療情報を見ることもできます。
「患者は、ここで食事の選択ができます」(エジックス・玉井さん)
食事の選択を患者側で行うことは、病院側の手間を減らすことにつながります。

実は、そこが医師たちの関心を集めているポイントです。
ホスピットを開発したのは、東区のベンチャー企業「エジックス」。

元気4☆.jpg 元気5☆.jpg 元気6☆.jpg

「当初はインターネットやビデオが売りと考えていたが、
(実際は)携帯電話などの端末で快適性は満たされていたので、
医療コンテンツの部分を拡充してきたところ、強みになった」
(エジックス・高山 仁惣社長)

名古屋市千種区にあるこちらの病院も、5年前、エジックスの端末を導入しました。

病室で1人、女性が見つめているテレビ。
一見、普通に見えますが、、

「おはようございます。どう?調子は?」
「こんないい風に治してもらって・・・」

テレビに映っているのは、レントゲン写真です。
まだフィルムで扱われることの多いレントゲン写真を電子化したことで、
こうした端末でも見られるようにしたのです。

Q.病室でX線画像を見て?
「私も初めてだが、自分で操作できるので時々見てる。
自分の体が良く分かる。安心です」

「これを入れて変わったのは、患者の導線。患者はベッドにいながら
ほとんどの説明を受けることができる。(フィルムの時は)出し入れに時間が
かかったが、それがなくなり。患者に時間をかけられるようになった。
"医療の質が高まる"」(はちや整形外科・蜂谷 裕道院長)

医療現場で進む電子化。
エジックスは、これまでに、全国35施設4200床余りに端末を導入しました。
2010年5月に開業した西尾市のあいちリハビリテーション病院も採用、
その可能性に期待を寄せます。

「リハビリテーションは自主訓練が必要だが、こちらの端末があれば
反射神経の訓練を実現するのもソフト次第で可能になる」
(あいちリハビリテーション病院・中澤 信副院長)

2011年7月の地上波テレビの完全デジタル化も、端末の普及を後押しします。

「既存のアナログテレビが全国の病院に120万台あり、デジタル化されるが
"テレビだけでいい"という病院は非常に少なくなっていて
こうした医療支援端末を入れなければというムードができているので、
我々にとっては有り難い」(エジックス・高山 仁惣社長)

デジタル化という新しい波が、病院を変えようとしています。

報道・スポーツのトップへ戻る