【参院選2010民意はどこへ?】みんなの党 台風の目となるか
10.06.09
参院選に向けたこの地方の動きをお伝えするシリーズ「民意はどこへ」。
3回目は、無党派層を狙うみんなの党を取り上げます。
果たして台風の目となるのでしょうか?
「私は言いましたよ。みんなの党お金ないよ・・・見える票ないよ、それでもいいのって聞いたんです。良いって言うんです。覚悟の女です。」(渡辺喜美代表)
みんなの党の渡辺代表に覚悟の女と紹介されたのは、薬師寺道代さん。
医師で、3人の子の母親でもあります。
「政治のためにばらまき、次から次へと借金を子どもたちの小さな肩に乗せている。」
薬師寺さんの活動は街頭での演説が中心です。
みんなの党には支持基盤がなく、無党派層が頼りだからです。
演説を終え、次の場所に向かう車の中で薬師寺さんが必ず開くのがパソコンです。
ブログやツイッターで演説の手ごたえなどを 書いて発信しています。
「(政治を)身近に感じてもらいたいのが1番。自分たちの候補だと知ってもらいたい」
最近、薬師寺さんは政権与党に強い憤りを覚えました。
1年もたたないうちに次々に政権が変わる政治への怒りです。
「政治不信が募るだけ、だから、民主、自民、みんなの党につくというより政治自体に関心がなくなって、政治不信の心だけが芽生えている」
みんなの党は、民主や自民に対する批判票の受け皿にもなろうとしています。
その兆しは少しづつ見え始めています。
5月行われた大治町長選挙では、みんなの党が単独推薦した岩本好広さんが
現職を僅差で破って当選しました。
街頭に立つ薬師寺さんも手ごたえを感じるようになったといいます。
「(市民は)言うところがなかった。だからこそ、みんなの党が受け皿になって、それを受け止めなくてはいけない」
6月5日、初めて大きな会場を借りて講演会を開きました。
席を埋めたのはおよそ300人。
薬師寺さんの予想を超える数でした。
菅新政権の誕生で、民主党の支持率が回復し始めていますが、
薬師寺さんは、一時的な回復と切り捨てます。
「選挙のための調子のいいマニフェストはみんなの党にはない」
果たして無党派の風を起こせるのか?
参院選で台風の目になるのは間違いないようです。
この愛知選挙区にはあわせて8人が立候補を予定しています。
いずれも新人で、3つの議席をめぐって激しい戦いが予想されています。