地震でも倒れない"墓石"
10.06.14
大きな地震によって倒壊する危険があるのは建物だけでは
ありません。
2007年に起きた能登半島地震。
震度6強の強い揺れで、霊園の墓石が々になぎ倒されました。
墓石の重さはおよそ100キロ、もし近くに人がいたら、命を
奪う凶器になるのは間違いありません。
こうした中、名古屋の大学が、墓石を耐震化する新しい工法
を開発し注目を集めています。
新しい工法を開発したのは、春日井市の中部大学です。
これが耐震化を施した墓石です。
一見すると普通の墓石と同じようですが・・・
さらに墓石の中には地震の揺れを吸収する免震棒が埋め込ま
れています。
果たして大地震に耐えられるのか、実験しました。
まずは新潟県中越沖地震の最大震度、震度6強。
墓石は倒壊することなく、ヒビも入りませんでした。
また阪神大震災で記録した震度7でも倒れないことが確認さ
れました。
さらに人が近くにいる場合は、墓石が人の支えになり安全です。
「満足できる結果だった」
「もう少し経済性の施工性のいいものを石材会社が提案するこ
とを期待している」(中部大学 水野英二教授)
課題は耐震化を施すのに15万円かかること。
今後、施工費をいかに安くするかが、普及のカギになりそう
です。