早くもランドセル商戦 デフレなのに"高級志向"
10.08.18
入学シーズンはまだまだ先ですが、名古屋の百貨店に、
早くも来年用のランドセル売り場が登場しました。
驚くのはその価格、デフレにも関わらず、名古屋の消費者は
なぜか高級志向のようです。
名古屋の百貨店にずらりと並んだランドセル。
よくみると子供服の有名メーカーから皇室御用達まで、
ブランド力のあるランドセルばかりが売り場を占領しています。
価格は3万円から11万円と幅はありますが、名古屋ではある特徴が...
それは、6万円前後の高級なランドセルがよく売れるということなんです。
「名古屋は比較的かわいくて着慣れているブランドを好んで買われる方が多い」
(名古屋三越 本夛彰良さん)
名古屋人はブランド好きということなのでしょうか。
でも、なぜ夏のこの時期からランドセル商戦が始まるのでしょう?
ここは春日井市にあるかばん工場です。確かにランドセル作りは今が最盛期。
パートの従業員を増員して一つ一つ手作りで生産が行われていました。
この会社によりますとランドセルの生産はこれまで秋がピークでしたが
2009年あたりから、デパートやメーカーからの注文が
お盆前に集中するようになったといいます。
「おじいちゃんやおばあちゃんが孫に買うのは里帰りする夏休みだから」
(グレース工芸 瀧澤弘行さん)
どうやら孫を連れて売り場にくるおじいちゃんやおばあちゃんを狙って、
デパート側がランドセル商戦を夏休みの帰省シーズンに早めたのが理由のようです。
この工場で作っているのは10万円前後の高価なランドセルばかりですが、
デフレにあっても価格は下がっていないといいます。
名古屋人の高級志向と商戦の早まりが、かばん業界を支えているようです。