ブラジル - プレ選考会ラウンド1 レポート
WCS 2009の初選考会で勝者が確定
時にはハラハラ、時には観客まで興奮して熾烈な選考が1年にわたって繰り広げられた後、最終選考会は、新しいチャレンジャーを迎えて再スタートする舞台になった。
サンパウロ市内マリスタ・アルキジオセアーノ学校で7月5日と6日に開催された第16回世界RPG大会(EIRPG)ほど、絶好の舞台になったものはないはずだ。
最初の選考会にもかかわらず、参加者のレベルはいつも通りのハイレベル。
プレゼンテーションは、セットとエフェクト、素晴らしい編集が行われたサウンドなどが周到に準備され、その演出はEIRPGに足を運んだすべての人のため息と笑いを誘ってくれた。
選考会でトップに輝いたのは
サンパウロ市から参加したベテランのペトラ・レオン(Petra Leon)とアレサンドラ・フェルナンデス(Alessandra Fernandes)で、ふたりは全国最終選考で2位になったリボンの騎士に扮した。
プレゼンテーションは、エリス・レジーナ講堂で行われたブラジル予選ラウンドで多くのファンを感動させたのと同じものだった。
歌とダンス、タップダンス をミックスしたもので、サファイアとヘル夫人を完璧に演出、2人は2009年の最終選考への切符を1年前に確実なものにした。
2位でオンラインによる敗者復活枠には、ビデオゲームのファイナルファンタジー・シリーズのキャラクターを演じた、ミナス・ジェライス州から参加のレオナルド・ドネダ(Leonardo Doneda)とラチェル・バプチスタ(Rachel Baptista)が選出された。
選手権用に選ばれたゲームのタイトルは、ソニーのポータブルゲーム機PSPのみに提供されたクライシス・コア。
プレゼンテーションのアクションでは、数年前にリリースされた同名のアニメーションのシーンもミックスして再現された。
その他の参加者たちも代表切符こそ手にできなかったものの、きらりと光るものを持っており2009年6月まで続く選手権に期待が持てる内容。独創的で十分な練習をつんだプレゼンテーションによって、キャラへの愛情と情熱を示した。
ガブリエラ・クリスチーナ(Gabriela Cristina)とエリカ・クルト(Erica Curto)は、アニメ「ラブ★コン」のロマンスとボケの効いたパフォーマンスで、今回が初参加ながらも会場の笑いと称賛を浴びた。
このアニメは広く知られてはいないものの、それでも観客の理解を得て二人のプレゼンテーションは好評だった。
エレーナ・フェレイラ(Helena Ferreira)とマルセーロ・デ・パウラ(Marcelo de Paula)のプレゼンテーションも上々。
吸血鬼をテーマにしたアニメを取り込んだRPGイベント向けとしては、これ以上にないほどのハマリ役だ。
このペアはヴァンパイア騎士のシーンを舞台で展開、黒主優姫と錐生零が伝統的なストーリーで変化するのを再現した。
最後は、といっても順番に意味はないのだが、鋼の錬金術師シリーズのエドワード・エルリックと恐ろしい傷の男(一般にはスカーとして知られている)を演じたアルツール・サルバドール(Arthur Salvador)とアッチラ・サルバドール(Atila Salvador)のペア。
彼らは、シリーズの中で最も重要なキャラクターの一人に、まさに命を吹き込んだ。ようやくエドワードを追い詰めるスカー、だがそれは、鋼の錬金術師への復讐からではなかった。
最高のスタートをきったWCS 2009は、その幕を下ろすまで様々な感動を呼び起こしてくれるだろう。
EIRPG 2009 最終結果
- 1位 アレサンドラ・フェルナンデス/ペトラ・レオン
(95ポイント)

- 2位 レオナルド・ドネダ/ラチェル・バプチスタ
(80ポイント)

- 3位 エリカ・クルト/ガブリエラ・クリスチーナ
(79ポイント)

- 4位 アルツール・サルバドール/アッチラ・サルバドール
(77.5ポイント)

- 5位 エレーナ・フェレイラ/マルセーロ・デ・パウラ
(64.5ポイント)








