オーストラリア代表選考会
9月4日朝5:30、名古屋からシドニーへの直行便が無いためシンガポール経由で20時間弱……ロングロングフライトでやっと着きました!シドニー!!ハロー!ニモ!!
早速コアラを探してみるもののいるはずもなく、まずは空港の外へ。
眩しいサンシャインが出迎えてくれるはずが、どんよりとした曇り空。先が思いやられます。一人で寂しく朝食を食べていると、Animaniaのコスプレ担当KENNY君登場。彼はフランス生まれのオージーで、大の日本好き好青年。ルックスはWCSスタッフのカナダ人Ed君とそっくりです!
一緒に迎えに来てくれたのはWCS2009シンガポール代表のジルさん。彼女はAnimaniaのゲストコスプレイヤーとして招待されたんだって。
まずは会場となるAustralian Technology Parkへ。シドニーの中心から車で10分弱の所にあるこの公園は昔のテクノロジー「蒸気機関」をテーマに作られており、特に最新のテクノロジーが陳列してあるわけではありませんでした(笑)
外観は古いレンガつくりの工場をそのまま使用していますが、中は結構綺麗!!
イベントの準備でドタバタしているチーフディレクターのAMANDAさんを捕まえてインタビュー。
GPS「どう?うまくいってる?」
AMANDA「明日の開場までに間に合わせるわ(笑)今回のWCS代表選考会に選抜した6組はかなり凄いから期待しててね!」
う~~ん。自信満々です。
とりあえずこの日は設営の手伝いなどをしながら過ごしました。
9月5日朝9:00、会場前には既に500人ほどの行列がっ!その内の約3割がコスプレしてる感じです。オーストラリアのコスプレの特徴はとにかく何でも自分たちで作ってしまう事!!
特にブーツや武具などの出来栄えは世界トップレベルではないかと思います。
11:00からは衣装のプレジャッジ。別室に審査員とコスプレイヤーが集まり、それぞれ個別に衣装制作の苦労話やチームの特徴についてインタビューしていきます。
参加6組のチーム名、コスチューム詳細は下記の通り↓
参加チーム詳細
| チーム名 | Bubblegum Crusade |
|---|---|
| コスチューム | 魔法先生ネギま! 神楽坂明日菜 ネギ・スプリングフィールド |
| チーム名 | S.M.E.X |
|---|---|
| コスチューム | ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE- 桜 小狼 |
| チーム名 | Haraju2girls |
|---|---|
| コスチューム | X 皇 昴流 丁 |
| チーム名 | Another World Breathing |
|---|---|
| コスチューム | コードギアス 反逆のルルーシュR2 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア 枢木スザク |
| チーム名 | Go Wu Go! |
|---|---|
| コスチューム | 闘神伝 ウラヌス デューク・バルテルミ・ランバート |
| チーム名 | The Alice Troopers |
|---|---|
| コスチューム | トラスティベル ~ショパンの夢~ ワルツ ジルバ |
とにかく細かい造作がすごい!!面白いと感じた事は、一般的にチームは同じ町内や少なくとも同じ地域の人間で組むイメージがあるのですが、ここオーストラリアは広いので、一人はメルボルン、もう一人はアデレードというように数千キロ離れたレイヤー同士でコンビを組んでいる事です。彼らのコミュニケーションは専らWEB!インターネットを使って衣装のデザインからパフォーマンスの打合せまでするそうです。実際会って話をしようと思うと飛行機を使って会いに行かなければならないですからね(笑)
「お互いが会うのは半年振りなの!」なんて話をしながら審査は進みました。
衣装については全員合格。ほとんど差がつかない状態です。
いよいよ16:00から代表選考会開始。
2,000人の観客が見守る中、白熱したパフォーマンスが続きます。
残念ながら衣装の出来栄えほどパフォーマンスの出来栄えはよくありませんでしたが、みんなそれぞれ工夫を凝らしたステージングは見応えがありました。オーストラリアのパフォーマンスの特徴としては、ステージに大型の小道具(ほとんど大道具)を使うチームが多かった事です。
結果は「GO WU GO!」と「S.M.E.X」が同スコアで首位タイ。1ポイント差で「ANOTHER WORLD BREATH」が3位という大接戦。
審査会議も議論が白熱しました。どこを出しても優勝を狙えるチームだったので、選考は本当に難しかったです。
そして審査発表。いつもの事ながら悲喜こもごものシーンが展開されました。
優勝のGo Wu Go!は2008年のオーストラリア代表選考会で2位に甘んじ、今回にかけるリベンジ魂は相当なものでした。それだけに日本行きが決まった瞬間の彼女達の涙には喜びが溢れていました。敗れたS.M.E.Xのクリスティーンさんは日本に住んだ事もあり、関西弁ペラペラの娘さんで、今回が最後のWCS挑戦と決意して挑んだだけに、こちらも涙、涙でした。
審査は本当に難しいです。我々のジャッジは彼女達のこれからの人生に少なからず影響を与えるものであり、心して審査しなければいけないと再認識しました。
オーストラリア代表選考会を振り返ると、コスチュームのレベルの高さと同様にAnimaniaスタッフの運営レベルの高さに驚きました。彼らの「時間通りに運営する」という意識は我々WCSスタッフと同等か、ひょっとするとそれ以上のものがあるかもしれません。
また、武具コンテストや日本のゴスロリをテーマにしたリビングセット展示など他の国では見られない新しい試みにトライしていました。
このようなバックボーンをもったこの国のコスプレイヤーが、近い将来グランドチャンピオンに輝く事を確信して帰国の途につきました。
世界コスプレサミット事務局 スタッフ GPS
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