フランス
日本のポップカルチャーや伝統文化を結集した、ヨーロッパ最大級の日本文化フェスティバルJAPAN EXPO。その最終日、WCSのフランス代表選考会が会場内メインステージで行われました。出場したのは13組。日本に次ぐ漫画の消費国として名高いフランスだけあって強者揃いです。
まず出場者は衣装審査として別のステージでプレゼンテーション、それから、10組がメインホールで最終パフォーマンスを行いました。
各チームとも作品そのままの小道具、大道具などを駆使していて、歌舞伎のような早替えや槍を使ったポールダンス、ベールを使ったオリエンタルなダンスなど、まるでスペクタクルを観ている気分でした。
特別審査員でもある去年のチャンピオンが、今回は別のコスプレイベントにグループで参加しダンサー顔負けの見事なラインダンスで準優勝していたことからも、レベルの高さを知ることができますね。
今回の特色としては、ゲーム作品よりも漫画作品、ファンタジー作品よりもゴシック的作品を演じる傾向(『黒執事』など)が強く、『吸血鬼ハンターD』や『トリニティ・ブラッド』など吸血鬼を題材にした作品が目立ちました。
また、『薄桜鬼 ~新選組奇譚~』の千姫と君菊を演じたShibeezというチームが選曲に和楽を取り入れ、ダンサブルな洋楽の他組とは一線を画し印象に残りました。日本でも舞台や他メディアに展開を見せるなど、頭角を現し始めたいわゆる"乙女ゲーム"作品の台頭を感じさせました。
今回チャンピオンに選ばれたのは、アメリカから逆輸入された異色の漫画『グレンツェン・テューア ~纏繞の扉~(英題:Doors of Chaos)』のキャラクター、クラリサとミゼリアを演じたチームAyalaureです。大きな扉に飲み込まれ、あちら側とこちら側に引き裂かれる双子姉妹という演劇パフォーマンスで、作品世界のイメージを余す所なく表現していたといえるでしょう。
全体の感想としては、日本のゲームや漫画のコスプレが言葉の垣根を越えてこんなにも世界中に浸透していたことに圧倒されっぱなしでした。
日本の本選でもフランス組の素敵なパフォーマンスが繰り広げられることを楽しみにしています!
チームの原作・キャラクター名(出場順)



































