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今回のキャストインタビューは、『レスキューファイアー』の女性陣=リツカ役・中村優さんとタマちゃん役・中村静香さんの、ダブル中村コンビ(笑)。 ちなみに『レスキューファイアー』撮影現場は、みなさん役名で呼び合うのが基本とのことで、お二人は現場では「りっちゃん」「タマちゃん」と呼ばれているそうですよ。 ── 撮影が始まった当初と現在とでは、何か意識の違いのようなものはありますか? 【優】最初の頃と比べて、やっぱり現場での居心地というのがすごく良くなりましたね。それだけみんなと打ち解けたと言うことなんですけど・・・・・・「ここにいたい!」と思える現場になりましたね。 ── それぞれ演じる上で注意されていることなどをお聞かせください 【優】私はクールビューティーな役(今はそれ以外の面もずいぶんと見せるようになりましたけど)なんですけど、子供にクールではなくて恐いと思われないようにしようというのは、すごく心がけてました。それは今でもそうです。 ── シリーズが進むと、でも徐々にギャグっぽいところも見えてきましたが(笑) 【優】そうですね(笑)。でもギャグっぽいのも、最初は全面に出しちゃっても大丈夫なのかな?って思ったりもしました。タマちゃんが主役の10話も心配だったんですけど、監督を信じて演じてみました(笑)。そうしたらすごく反響が良くて。やってみるもんだと思いました。そんな感じで、芯を残しつつリツカの色々な面を見せられるように、遊び心を持って演じてみたりしてます。ですから、変にクールに囚われすぎないで演技を考えられるようになったかなと思います。 ── それぞれの役に共感できるところや憧れるところなどはありますか? 【優】リツカは完璧主義者である分、自分が決めたラインに達するためにものすごく努力するんですね。でも私にはそういうストイックさはないので、ああいう真っ直ぐに努力する面に憧れます。正義感の強さは、なんとなく自分にもある部分なのかも知れないです。それは自分がというよりも、周りからそんな風に言われたりするんです。例えば小学校の時に、いたずらっ子の隣の席にさせられて、その子を注意するように先生に言われたりみたいな(笑)。そういう役回りが昔から多かったんですよ。 【静香】タマちゃんは人なつっこくて、初対面の人にも最初から親しくつきあえるのが羨ましいですね。私は人見知りしちゃう方なので。それと、ひたむきなところ。タマちゃんは変に冷静になることもなく、みんなのために一生懸命料理を作るじゃないですか。そこも憧れます。似ている部分というのは、中村静香本人はそう思ってはいないんですけど、良く周りから「天然」って言われるので、そこは多少似てるかも知れません。でも私自身としては、不本意なんですけど(笑)。 ── リツカは生身のアクションシーンも多いですが、そこでの苦労などをお聞かせください 【優】アクションは、すごく楽しいですけど大変です。リツカはミス・パーフェクトと言われるだけあって、全部完璧にこなせなくてはいけないという思いもありますし。また、周りはみんな男性ですけど(ミス・パーフェクトだから)彼らに劣っていたらいけないんですよ。でも実際には体力的な違いを感じますから。ですから、トレーニングで走るシーンなんかでも、私を抜かさないように合せてくれたりとかするんですよ。そういった部分では悔しかったりもするんです。本当に男性陣に負けないようにするのが大変ですね。 ── タマちゃんはアクションシーンは少ないですが、憧れみたいなものはありますか? 【静香】クランクインから、憧れはメッチャありました。でも(端から見てても)アクションは本当に大変だと思います。その場で段取りを決めて、数回のリハだけで本番という感じなので、すごいなと思います。 ── その34話ですが、アクション部分以外に気をつけたことはありましたか? 【静香】ガイアレオンに想いをぶつけるシーンでは、ただ叫ぶだけじゃ伝わらないだろうと思ったので、そこが難しかったです。ユウマと向かい合ってのシーンでは泣きの芝居があって、そこは真剣な想いを伝えると相手もそれを返してくれるようなやりとりでもあったので、ユウマ(川田祐)くんや松永監督とも色々と相談しながら、全身全霊を捧げるみたいな感じでやりました。またユウマくんとじゃなかったら、ああした芝居が出来なかっただろうなとも感じました。そのくらい自分の演技に対して真剣に芝居を返してくれたんですよ。ですから色々と苦労もありましたけど、それよりも、やりきった!という感じが強い話です。 ── 先ほども話題に出た10話の撮影時のお話をもう少し伺いたいのですが 【静香】最初、タマちゃんはどうやって戦うんだろう?って。着装するわけはないですから。そうしたら料理対決で。まさかのウカエン・サカエンが審査員で、しかもタマちゃん側についてくれて。それはタマちゃんが持ってる愛嬌の魅力だったんだろうなって。それとこの話で、普段と違う、芯の強いところとかひたむきなところといったタマちゃんを見せられると思ったんですよ。そういうシーンもあって、すごく嬉しかったです。また、捕まった人たちを助けるために「私が戦います!」ってチュウカエンに申し出るところは、とても勇気があるなとも思いました。普段は中々出番の多くないタマちゃんなので、「ここだ!」と思って、一生懸命撮影に臨みました。 ── 気合いも入っていたと? 【静香】そうですね。それから調理場を荒らされて涙ぐみながら食材を拾うシーンが、すごく難しかった印象があって・・・・・・自分では演技のイメージがあったんですけど、それを中々表現できないもどかしさというのを感じつつ演じましたね。 ── 東武動物園ロケの12話では、リツカが動物好きだという設定が明らかになる話でしたが、中村優さん自身は動物はお好きなのですか? 【優】大好きです!それに加えて、リツカという隙のなさそうなキャラクターが、ごく普通にみんなが好きなものを好きだということが判って、すごく安心感を覚えましたね(笑)。「ああ、リツカも普通の女の子なんだ!」って。 ── 一人になると、動物を見てにやけるというのも愉快でしたね(笑) 【優】そうなんですよ!(笑)顔がゆるんじゃうんですよ。でも、誰か来るとサッと元に戻ったりして(笑)。リツカは子供のころから動物園に通っていて、そこは今も変わってないんだと思うんですけど、それを他の人に見られるのがまるで自分の裸を見られているかのような恥ずかしさを感じているんじゃないかと。だから仕事仲間の隊員達には見られたくなかったんだと思います。 ── この回では、タマちゃんがねこみみカチューシャをつけてましたね 【静香】そうでしたね~。あれは結構いきなりで、現場にいったら「尻尾まで付けるよ」って言われて(笑)。でも「動物園が大好き!楽しむぞ!」というタマちゃんなりの気合いの表われなんですよ。ですから着けさせられてる感が出ちゃわないようにノリノリで演じてました。あとお弁当を作ってくるんですが、それがおにぎりで──。自分としてはお弁当ならサンドイッチかおにぎりのどっちかだろうとは思ったんですが、サンドイッチではなくておにぎりを作ってくるところが、古風というかしっかりしているというか、それをみて安心した印象もありました。なので、ねこみみとおにぎりのギャップも面白かったです。でもねこみみはアリなんですか? ── もちろん、アリですよ! 【優】アリアリ!私は撮影の合間にねこみみを借りて、自分で着けて写真撮ってもらいましたもん(一同・笑)。・・・・・・タマちゃんは、自分がやりたいことに対して周りを気にしないというか、自分の気持ちを素直に表現できる朗らかな子なんですよね。 |